巴川水系

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流域の植生と自然環境

巴川流域の植生

流域の植生帯の大部分は、暖かい環境を好むシイ・タブなどの植物に属していると言われています。しかし実際には、本来の自然植生よりも、スギ・ヒノキ植林、耕作地等に置き換わっているところがほとんどです。
長尾川などの支川上流部にはケヤキ等の河畔林が見られますが、平地部では市街化が大幅に進み自然植生はほとんど見られません。コンクリート護岸で覆われていない河岸には、オギ等の草地が広がっています。

流域の植生の画像

流域の植生/PDF/849K

自然環境

巴川は静岡市街を貫流しているため、平野部では市街化が進んでいます。
山間部では、本支川の最上流部にあたる自然豊かな竜爪山、日本平(有度山・標高307m)を中心とした日本平県立自然公園を含む流域南部では、貴重な自然環境を見ることができます。
日本平は四方に視界が開け、三保半島や富士山なども望める観光地ではありますが、茶畑やミカン畑の間には、シイノキやタブノキなどの自然林もあり、自然観察に適しています。
巴川の源流に位置する文珠岳(標高1,041m)と、隣接する薬師岳(標高1,051m)を総称して竜爪山と呼びます。
竜爪山の尾根には、クリ-コナラ群集が見られ、周辺のスギ・ヒノキ・サワラ植林を中心とした植生とは違った風景を楽しむことができます。
またこの周辺は、県下でも有数の渡り鳥の飛行ルートとして知られ、秋には東南アジア等に渡るサシバが数多く見られます。
昆虫を含めた動植物の生息・生育環境が見られる一方で、竜爪山の南側では現在、新東名高速道路(第二東海自動車道)の建設が進められています。