既往洪水の概要
巴川は川の勾配が緩く流下能力が低いため、古くから氾濫河川として常習的に被害を生じています。
床上、床下浸水26,156棟、浸水面積2,584ha、一般資産等被害額213億円の最大の被害を記録した七夕豪雨(昭和49年7月)を始めとし、多くの被害が記録されています。
平成11年5月に大谷川放水路が完成・供用し、それ以降は、巴川からの溢水や破堤による浸水被害は発生していませんが、平成15年7月豪雨、平成16年6月豪雨や平成26年10月豪雨では、流域の各地で内水による浸水被害が発生し、家屋浸水や主要幹線道路の冠水などが生じ、社会活動に大きな影響を及ぼしました。
近年の主な水害
七夕豪雨の被災写真
平成16年6月台風8号による浸水状況