遊水地の自然環境
巴川中流部には麻機遊水地があり、沼地や湿地が広がっています。加えて、土地改良が進められたので、流れの緩やかな環境を好む動植物が見られるようになりました。
魚類は、モツゴ、ギンブナ、トウヨシノボリ、カムルチーなどが、再び生息するようになりました。
植物では、ハス、ヒメガマ、ミズアオイ、アカメヤナギなど、たくさんの種が生育しています。
水辺の鳥類では、カワセミ、バン、キジ、ハクセキレイなど年間を通して見られるもの以外にも、静岡県内で確認される約380種の半分以上が確認されています。
昆虫類では、コムラサキ、モンキチョウなどの蝶類や、コフキトンボ、セスジイトトンボなどのトンボ類、甲虫類ではヒメガムシ、ベニカミキリなどたくさんの昆虫が生息しています。
哺乳類では、キツネ、タヌキ、ノネズミなどが見られます。