土地利用
巴川流域は、静岡県の中心部に位置しているため、東海道新幹線、東名高速道路等の開通を契機に近年急激に市街化が進みました。そのため昭和30年には、流域の約2割にすぎなかった市街地が郊外に向かって開発が進み、昭和55年に約4割、平成12年には約5割に達しています。上流部は住宅開発型土地利用、中流部にかけては多目的土地利用、中流部から下流部にかけては密集市街地など高密度な土地利用、最下流部は清水港の港湾機能を有する臨海域となっています。その間に、人口も約18万人(S30)から約35万人(H27)と1.9倍に増加しています。また、これらの開発は、低地部の田畑の宅地への転用や日本平丘陵部や長尾川流域などの郊外の住宅地となっています。
市街化経年変化図
流域内人口の推移
土地利用の変遷
現況土地利用図(平成16年度)