大井川水系下流ブロック

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流域の土地利用

下流ブロックの土地利用は、上流域は山地が広がり、河川沿いは集落や水田・畑、茶畑として利用されている。下流域ではJR東海道本線沿線に島田市、旧金谷町の市街地が広がっており、市街地の多くはDID区域となっている。
現在の土地利用は図1.5に示すように、流域の約5割が山地で、市街地や田畑が4割、河川地が1割を占めている。
土地利用の変遷については、かつての東海道の宿場町を中心に下流域で市街化が進んでおり、昭和46年の国道1号バイパスの開通や昭和61年のJR東海道本線六合駅の新設等、交通の利便性に伴い、明治時代には約5%であった市街地の割合が約16%まで増加している。(図1.6参照)
河川流域ごとに見ると、下流域の大津谷川、伊太谷川、大代川、新堀川、清水川流域では市街化が進み、市街地の割合が年々高くなっている。上流域の尾川、童子沢川、相賀谷川流域では、市街地の割合が低く、市街地の割合もほぼ横ばいとなっている。(図1.7参照)

図1.5 現況の土地利用状況図
図1.5 現況の土地利用状況図

 図1.6 下流ブロックの市街地の変遷
図1.6 下流ブロックの市街地の変遷

 図1.7 各河川流域の市街地の割合の変遷
図1.7 各河川流域の市街地の割合の変遷