水質
下流ブロックの各河川は、水質環境基準の類型指定がされていない。
合流先の大井川は、大井川橋より下流(大津谷川、大代川が合流)がB類型、大井川橋より駿遠橋まで(相賀谷川が合流)がA類型に指定されている。
定期的に水質調査が実施されている河川は、大津谷川、伊太谷川、大代川、新堀川、相賀谷川の5河川8地点で、BOD経年変化を見ると、旧島田市(大井川左岸側)の大津谷川、相賀谷川では、昭和60年ごろから、概ね横這い傾向、旧金谷町(大井川右岸側)の大代川、新堀川では平成27年ごろまで改善傾向を示している。
近年は各河川とも水質は良好で、新堀川を除いて合流先河川である大井川の環境基準値を満足できる水質を有しているが、大代川や清水川の支川では、日常生活において不快感を生じない限度とされるBOD10mg/L(E類型)を超える年も見られる。
表4.1 各河川の水質調査概要
図4.1 各河川および支川のBOD経年変化
図4.2 各河川のBOD平均値(平成29年度)