小石川水系

小石川

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地形・地質

・小石川流域は、ほとんどが標高約0~25mの低地や平地で占められており、その他には、流域上流側の一部に標高約55mの小起伏山地がみられる。
・小石川流域の表層には、ほぼ全域に未固結の砂や礫を主とする層が厚く堆積している。

流域の地形

■小石川流域を含む大井川と瀬戸川に挟まれた地域一帯は、かつて大井川や瀬戸川及びその支流がさらに細かく変化してきた経緯があり、小石川流域も旧河筋が通っていたことがわかる。
■小石川流域のほぼ全域は、大井川あるいは瀬戸川の運ぶ土砂によって形成された扇状地であり、大井川や瀬戸川の旧河道に沿って発達した自然堤防(微高地)が点在している。
■駿河湾に面する海抜1.5~5mの範囲は砂礫洲となっており、和田浜・宮島砂礫洲と呼ばれている。

 

流域の地質

■小石川流域の表層には、ほぼ全域に未固結の砂や礫を主とする層が厚く堆積している。
■大井川や瀬戸川の旧河道にそって発達した自然堤防では泥・砂・礫の層が堆積している。
■海岸沿いには強い沿岸流のため砂質地盤が発達するが、礫の供給量の多い大井川の影響で、多くは砂礫浜となっている。

 

河道の特性

■河床勾配は、1/700程度で比較的緩く、市管理区間の河床勾配は1/250~1/420程度である。
■全川にわたって堀込河道であり、沿川には市街地が拡がっている。
■県管理区間の下流部では、港に近く感潮域となっており住宅・商業施設が隣接している。