産業・観光
波多打川流域はかつて「いはらみかん」の栽培がさかんであったが、近年では、第1次産業就業人口が減少し、山林の荒廃の増加が懸念される。
また、国際拠点港湾である清水港の整備を背景として、製造品出荷額等は経済成長とともに増加してきたが、平成2年頃を境に徐々に減少している。
産業別人口、経営耕地の推移(旧清水市)(出典:波多打川水系河川整備計画)
事業所数、従業者数、製造品出荷額等の推移(清水区)(出典:波多打川水系河川整備計画)
波多打川流域には静岡市埋蔵文化財センターがあり、発掘調査で出土した埋蔵文化財を整理し保管しており、静岡市出土の遺物を見学・体験することができる。
また、波多打川流域が属する庵原地区は、三池平古墳、神明山古墳群などの遺跡のほか、東久佐奈岐神社、一乗寺など、古くからの神社・仏閣も多い。
静岡市埋蔵文化財センター(出典:波多打川水系河川整備計画)