馬込川水系

馬込川,芳川,御陣屋川,北裏川

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津波対策

馬込川流域の津波被害に関しては、安政元年(1854年)に発生した安政東海地震により、浜松市の沿岸部に高さ4m程度の津波が到達した記録が残っている。馬込川の津波対策は、静岡県第3次地震被害想定に基づき、TP+6.0mで河川堤防の嵩上げが概ね完了している。
東日本大震災を踏まえた静岡県第4次地震被害想定(平成25年)では、発生頻度が比較的高く、発生すれば大きな被害をもたらす「計画津波」※1と、発生頻度は極めて低いが、発生すれば甚大な被害をもたらす「最大クラスの津波」※2の二つのレベルの津波が設定されており、馬込川では「計画津波」は河川内を約3.4km以上遡上するとともに、「最大クラスの津波」では、河川及び海岸堤防を越流し、沿岸部で最大約1,500ha以上が浸水すると想定されている。
※1 計画津波:静岡県第4次地震被害想定で対象としている「レベル1の津波」
※2 最大クラスの津波:静岡県第4次地震被害想定で対象としている「レベル2の津波」