栃山川水系

栃山川,成案寺川,東光寺谷川,木屋川,黒石川

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利水について

栃山川水系における水利用は、約1,400ヘクタールにおよぶ耕地の灌漑(かんがい)に利用されています。栃山川水系は、流出城となる山地の割合が小さく安定した水源がないことに加え、浸透性の高い扇状地地形に位置することから、かつては灌漑用水等の確保に苦労を重ねたという記録が残っています。現在では、大井川用水の導入により、栃山川や支川を介して農業用水路に導かれ、流域の隅々にまで供給されています。
また、流域の市の上水道は、大井川広域水道用水や大井川の伏流水、井戸水によりまかなわれており、栃山川水系における表流水からの取水はありません。大井川用水の導入以降、1年を通じ所定の流量が供給されており、水利用上これまでに大きな渇水被害は発生していません。

大井川用水の導入の写真大井川用水の導入