過去の水害
栃山川流域における戦後の代表的な洪水被害は、昭和29年9月洪水、昭和34年8月洪水、昭和49年7月洪水による被害があげられます。特に、昭和34年8月洪水では、栃山川の堤防が決壊し、流域は甚大な被害に見舞われたと記録されています。また、昭和57年9月の台風18号による豪雨及び平成10年9月の台風6、7号による豪雨では、東光寺谷川などにおいて河道断面の狭小区間で流下能力不足による水のあふれが原因と推測される家屋被害が発生しました。
さらに、平成16年6月洪水及び同年10月洪水では、黒石川流域や木屋川流域において、主に低平地部を中心に床上浸水を伴う家屋被害が発生しました。