流量
流量観測は平成20年に、非かんがい期とかんがい期に各1回行われている。平常時の河川流量はかんがい期、ひかんがい期とも豊かである。非かんがい期でもかんがい期の30%程度の用水の流入がある。しかし、取水のため、かんがい期は一部水無し区間も発生する。
図2-5-29 河川流量観測地点
表2-5-11 河川流量観測結果
暫定取水の影響
水質、環境基準の現状
図2-6-8 大腸菌群数測定結果
図2-6-9 DO測定結果
地下水
1）大井川地域の地下水
大井川地域の地下水状況を「地下水調査報告書（平成17年版）、静岡県環境森林部水利用室」より調べた。大井川町内には藤守（浅井戸）と、新大井川中（深井戸）がある。ともに地下水位は、夏季に高く、冬季に低い傾向が見られる。また、年平均水位を見ると、藤守は経年的に水位が下がっている。
塩水化状況については、大井川町内の井戸は全て塩素イオン濃度0～100mg/L以下である。