勝間田川水系

勝間田川,朝生川,三栗川

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治水の現状と課題

勝間田川の治水事業は昭和24年に始まり「中小河川改修事業」および「局部改良事業」により河口から中流部の7.1km付近までを整備しました。近年は、富士山静岡空港建設に伴う「空港関連事業」として、7.1kmより上流部で河積の拡大、河川法線の是正や護岸工の整備を行っています。
しかし、平成16年に発生した洪水では後川橋下流1.2km付近で溢水するなど、一部流下能力の低い区間が存在しました。庄内排水機場、中排水機場付近では田畑の湛水や道路冠水の内水被害が発生し、周辺住民の主要な生活道路である後川橋では、桁下まで水位が上昇したため通行止めになりました。
近年、全国的に局地的な豪雨が続出している中で、勝間田川において流下能力を上回る洪水が発生した場合でも、被害を最小限に抑える対策が必要となっています。