水辺に親しむ
勝間田川の港橋から深谷橋付近までは、昭和31年に川崎町、勝間田村、坂部村の合併記念として植樹された、約3千本の桜からなる「勝間田川堤」と呼ばれる桜堤があります。桜が満開となる毎年4月初旬には桜祭りが行われ、水辺の新緑や色鮮やかな草花と重なって勝間田川を代表する風景を作り出しています。また、4月中旬には勝間田公園のミヤマツツジ、6月上旬には秋葉公園のアジサイが見頃となり、多くの見物客で賑わっています。秋葉橋、後川橋付近は釣り場としても利用されており、週末には河口部の突堤付近でも釣人の姿が多数見られ、堤防道路は散歩やジョギングなどに利用されています。
河川と人との関わり
勝間田川では、牧之原市や地域住民、地元中学生などによる「クリーン大作戦」と呼ばれる清掃活動や、地域ボランティアで構成される「まちづくり実行隊」による除草活動が実施され、地域住民が一体となった活動が自主的に行われています。平成14年から行われている「勝間田川ワークショップ」では、勝間田川の河川整備に関連する提言や行動計画がまとめられ、地元小学生を招いた自然観察会笹舟大会など、様々なイベントが実施されており、このような活動を通して、流域内の連携が強まっています。
環境活動とリバーフレンドシップ
勝間田川、朝生川、三栗川ではリバーフレンドシップとして河川清掃や除草、草花の植栽等の活動が行われています。