水質
中部の水質
狩野川中部において、水質についての環境基準の類型指定がされている河川は、大場川と来光川の二河川です。大場川では、入田川合流点にある出逢橋地点よりも上流がA類型で下流がB類型(平成15年にD類型からランクアップ)に指定されており、BOD75%値は環境基準点において既に達成されています。
また来光川では、大土肥橋地点よりも上流がA類型で下流がB類型に指定されており、BOD75%値は環境基準点において既に達成されています。
狩野川流域下水道
当流域下水道は、静岡県の東部に位置し、天城山系に端を発する狩野川本流や富士山の東山麓に端を発する狩野川支川の黄瀬川等の水質汚濁の防止を図るため計画され、沼津市、三島市、裾野市、清水町、長泉町の3市2町を対象とした西部処理区と伊豆市(旧修善寺町)、伊豆の国市(旧韮山町、旧伊豆長岡町、旧大仁町)、函南町を対象とした東部処理区から構成されています。
このうち東部処理区については、昭和49年度に事業着工し、昭和60年10月に5町同時に供用開始しています。西部処理区については、昭和61年度に事業着手し、平成6年6月に沼津市、清水町、長泉町、平成10年10月に裾野市、平成14年6月に三島市で供用開始しています。また平成14年5月より水処理施設上部を利用した多目的広場が供用開始しました。