和瀬川水系

和瀬川

TOP歴史文化 > 流域の暮らし

流域の暮らし

産業

清水区由比の主要産業は、地域ブランド「由比桜えび」は特産物として有名です。駿河湾周辺のみに生息するサクラエビは由比漁港に水揚げされ、平成19年には約1400トンの漁獲量がありました。
一方、かつては盛んであった温暖な気候と傾斜地の多い地形を利用した温州みかんなどの柑橘類の栽培は、業従事者が減少傾向にあることから近年低迷しています。平成17年の旧由比町の就業者分類は、第1次産業の就業人口は第2次、第3次産業の1/9程度で第3次産業の就業人口がトップとなっています。

清水区由比の産業分類別就業者数の割合(平成17年)の画像
清水区由比の産業分類別就業者数の割合(平成17年)

清水区由比の産業別就業者数の割合(平成17年)の画像
清水区由比の産業別就業者数の割合(平成17年)

サクラエビ干し(イメージ)の画像サクラエビ干し(イメージ)

土地利用

由比川流域の市街地は、下流部の旧東海道沿線と由比川に沿って富士市南松野地区へ通ずる主要地方道富士富士宮由比線に沿って点在し、中流部から下流域にかけて集中しています。その範囲は世帯数の増加や工場の立地に伴い年々拡大しています。さらに、山地部では生産性の向上を目的に農地造成が行われている区域が見られます。

薩埵峠から東方面を望む写真薩埵峠から東方面を望む)