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歴史

清水区由比は「東海道の親不知(おやしらず)」と呼ばれる断崖に位置し、歴史地理学的には関東政権(江戸・鎌倉・小田原)と東海政権(駿府)の境界となっていました。
江戸時代には、東海道由比宿の宿場町として栄え、江戸時代の絵師・歌川広重による由比の浮世絵には、難所を越える旅人や、帆掛け船の浮かぶ駿河湾、駿河湾越しの富士山などが描かれ、当時の賑わいを感じることができます。
明治22年、清水区由比は、1宿10ヵ村(1,046戸、6,250人)により町政を施行し、平成元年には町制施行100周年を迎えました。現在でも、11の自治会が組織されており、これだけの歴史をもつ町は国内において数少ないです。
なお、清水区由比は、2008年11月1日に静岡市清水区へ編入されました。

歌川広重東海道五十三次絵巻の画像歌川広重東海道五十三次絵巻