文化財等
史跡
共進橋
江戸時代では、河川に橋等の渡河施設を設けることは禁止されていましたが、明治時代を迎え、河川には次々と橋が架けられました。
明治8年(1874年)に、入山の望月幸平翁は、私財を投じ和瀬川に共進橋を架けました。当時は通行料金を支払って橋を渡るのが通常でありましたが、幸平翁は無賃としたため、人々は橋を渡る時に入山方向に手を合わせ感謝したといわれています。
豊積神社(とよつみじんじゃ)
木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)を祭神をとする格式ある神社で、豊積神社お太鼓祭りは静岡県無形民俗文化財に指定されています。
お太鼓祭りは、西暦797年(延暦16年)坂上田村麿将軍が、東国蝦夷征伐へ向かう途中に豊積神社に必勝祈願をし、無事戦に勝ったので帰りに戦勝祝いとして、神楽を奉納したことが起源と伝えられています。
現在、このお祭りは、三日三晩太鼓を打ちながら区内を練り歩き、お祝い事のあった家には特別に寄り込んで太鼓を打つという形式となっています。
景勝地
浜石岳
標高707mの山頂から360度を見渡すことができ、富士山、由比や清水の町並み、駿河湾沖の伊豆半島、南アルプスの山並みが一望できます。
浜石岳から望む富士山