人口
流域の静岡市清水区両河内、小島、興津の三地区の人口は約22,000人で旧清水市の8%を占めているが、流域の人口密度は約160人/km2と旧清水市全体の約980人/km2に比べ低くなっている。流域人口は、昭和40年頃まで増加傾向にあった後、大きな変化なく推移している。
産業
興津川流域では、古くは興津川の豊富な流量を利用した木材の筏流しが行われ、製材業や、製紙産業が盛んだった。現在でも産業従業者数でみると、製造業の比率が高いものの、小売業、サービス業といった第3次産業の比率が最も高くなっている。また、工業出荷額の伸びは旧清水市全体より大きいものの事業所数の伸びは小さくなっている。農業については、耕地面積、農家数ともに減少の傾向にある。