過去の水害
中木川では古くから度々浸水被害が発生しています。記録に残っているものでは、昭和51年7月と10月の集中豪雨で、人道橋(鶴屋橋)に流木が河道を閉塞し、越水で9戸が浸水しました。また、昭和54年10月14日の台風20号時に波浪と洪水が重なったため、パラペットを乗り越えた水が宅地へ流入しました。
さらに、平成17年11月の集中豪雨では、河口近くのおみや橋付近で内水による浸水被害が発生しました。現在の河道は、昭和49年5月の伊豆半島沖地震での被災を契機に、災害復旧工事で整備されたものです。また現在、集落が形成されている中木地区では、1854年12月に発生した安政東海地震により、死亡者1名、流出家屋5戸に及ぶ大きな津波被害を受けました。
昭和54年10月 台風20号状況写真