河川の利用及び住民との関わり
萩間川の流水は、約338haの農地をかんがいする農業用水として利用されている。
萩間川水系における水利用についてはすべて慣行水利権であり、農業用水以外の水利用としては、防火用水及び飲料用水としての利用の記録がある。
萩間川水系の流況については、現在、水系内において流量観測が行われていないことから、流況は不明であるが、これまでに大きな渇水被害は生じていない。
また、河川空間は、釣りや散策に利用される等、地域住民にとって身近な空間となっている。
萩間川水系では、堤防の草刈りなどの河川美化運動が行われているほか、周辺の小学校で川を利用した環境学習なども行われており、河川愛護の意識が高い地域である。