わがまちの川自慢
富士宮市
富士宮市の中心部を流れる神田川は、国の特別天然記念物に指定されている湧玉池を水源地とした全長約1㎞の一級河川です。湧玉池は、富士山の雪解け水が長い年月をかけて湧き出た清水で、富士山の伏流水が神田川に流れ込んでいるのです。神田川と湧玉池は、環境省の「平成の名水百選」にも認定されており、富士宮市では、毎年、住民や市職員による神田川周辺での一斉清掃を実施し、美しい神田川を守っています。
また、神田川では、富士宮市の代表的な行事の一つとして、毎年8月に「富士山御神火まつり」が開催されています。8基の神輿に御神火を点火し、市内の商店街を練り廻した後、神田川の水流を遡る「神田川昇り」が最大の見所となっており、神田川の周りは多くの人で埋め尽くされます。
富士山御神火まつり「神田川昇り」
平成29年12月23日には、富士山本宮浅間大社の南側に富士山世界遺産センターがオープンし、富士宮市では世界遺産を生かしたまちづくりに一層力を入れているところですが、その横を流れる「富士山の恵み・神田川」も、富士宮市のまちづくりに欠かせない存在なのです。
富士山世界遺産センターと神田川
神田川は、富士宮市宮町の富士山本宮浅間大社内にある湧玉池に源を発し、南へ流れ、同市浅間町付近で潤井川に合流します。
その流水は富士山の雪解け水がおよそ15年掛かって麓に湧き出た清水であって、夏冬通して水温は常に約13度であります。
平成20年6月に環境省「平成の名水100選」に認定されたほか、世界遺産富士山の主要な景観の1つであります。
神田川及び周辺では、春のますつり大会、夏の富士山御神火まつり、富士山水まつり、にじます祭等多くのイベントが開催されるほか、子どもたちの水遊びや散策等、地元の方々から大変親しまれている河川です。
訪れる多くの方々に清らかな水辺の景色を楽しんでもらうためにも、多くの市民団体や企業、地元住民、市職員らが環境美化に取り組んでおります。
清掃活動の様子
綺麗に保たれている川の様子
【お問い合わせ先】富士宮市河川課 TEL:0544-22-1219