産業
昭和42年~54年にかけて「国営小笠山パイロット事業」により、上流域の丘陵地で茶畑・果樹園の開発が行われました。下流域の平地には、土地改良事業が多数施行され、農地基盤が整備されました。現在は、水田に利用されている他、砂地では露地野菜等の栽培が行われています。旧大須賀町及び旧大東町の諸計画では、農業を基幹産業とし、田園風景を活かした基本理念や整備の方向性が示されていました。掛川市大須賀地区の産業就業者数で見ると第2次、第3次産業に従事する人口がそれぞれ約45%と多くなっています。河口付近は工業導入地区に指定され、既に工場が立地している地区もあります。