流域の暮らし
土地利用
太田川流域では山地が48%、水面が4%、水田と畑が33%を占め、市街化されている区域は15%です(平成10年)。なお、ぼう僧川流域の市街化は著しく、流域の33%を占めています。
流域内を国道1号と東海道本線、東海道新幹線が平野部を東西に横断し、国道150号が遠州灘沿いに東西に横切っており、掛川市、袋井市、磐田市にあっては市街地が東海道本線と国道1号を中心に立地しています。また、工業地は東海道本線、国道1号、天竜浜名湖鉄道沿いの市街地周辺にみられます。
さらに、東名高速道路の磐田インター、袋井インター及び掛川インターがこれら主要幹線と結ばれることにより、他地域との活発な交流を可能にしています。現在、新東名高速道路(第二東名高速道路)とそのインターチェンジの建設も進められており、流域のさらなる発展が期待されています。
人口
流域に関わる市町村は、磐田市、掛川市、袋井市、菊川市、森町、の5市1町です。流域に関わる主な市町村の平成10年時点の総人口は約34万人、総世帯数は約10万世帯に及び、昭和50年から平成10年の23年間で総人口は約8万人、総世帯数は約4万世帯増加しており、昭和50年に対する増加率は人口で1.31倍、世帯数で1.60倍となっています。