環境保持
太田川ダム周辺では豊かな自然環境を見ることができます。
太田川ダムより下流区域では、アユ、カワヨシノボリ、オイカワ、カワムツなどの魚類が生息しています。
太田川ダム完成後は、渇水時にダムからの補給により流量が確保されるため、魚類の移動も現在より自由にできるようになりました。
また、ダム建設が自然環境へ何らかの影響を与えることから、周辺の自然環境に十分配慮しつつ、対策を講じていくため、動植物の専門家からなる
「太田川ダム環境保全対策検討委員会」が平成9年11月に設立され、調査、検討を行いました。
自然環境調査を行った結果、太田川ダム周辺には、多くの動植物の生息、生育が確認されました。
その中には、動物で31科41種(哺乳類5科6種、鳥類9科14種、両生類2科3種、昆虫類9科11種、魚介類4科5種、底生動物2科2種)、
植物では、14科25種の特定種)とされているものが確認されました。
環境対策
太田川ダム環境保全対策検討委員会から提出された提言書に基づいて次の環境対策を実施しました。(提言書の詳細はこちらから)
1.残土処理場の計画を見直しました。
2.付替え道路の計画を見直しました。
3.法面緑化を行いました。