わがまちの川自慢
袋井市
袋井市内を流れる二級河川原野谷川について紹介します。
袋井市では平成23年度から、原野谷川をモデルに「誇れるふるさとの川づくりプロジェクト」と題し、市民・事業所・行政が協働で川の水質や水辺環境を良好にし、ふるさとの川をより良い姿で将来の世代に引き継いでいく取組みを行っています。このプロジェクトでは、川を知り・親しみ・好きになってもらうことを目的に「ふるさとふくろい川の楽校(がっこう)」を開校し、カヌー教室や川の生き物調べ等の活動を行っているほか、「原野谷川クリーンウォーク」や「川の変遷をたどる旅」等、様々な取組みが行われています。
川の生き物調べ(川の楽校)
原野谷川両側には7ヶ所の河川公園があり、その中でも愛野地区にある原野谷川親水公園は、芝生広場やバーベキューサイト、いかだ遊具等で構成された、水に親しむことを目的とした公園で、毎年8月に開催される「ふくろい遠州の花火」のメイン会場でもあり、当日は多くの見物客で賑わいます。
袋井市にお越しの際は、自然豊かな原野谷川にぜひお立ち寄り下さい。
ふくろい遠州の花火
【お問い合わせ先】 袋井市都市建設部建設課 0538-44-3130
掛川市
掛川市の北西を流れる垂木川では、毎年5月下旬からゲンジボタルが舞い始め、ホタルの観賞会が開かれています。この会の主催は、地元の有志らでつくる「上垂木ホタルを守る会」で、ホタルの乱舞する光景を復活させようと平成14年に組織されました。
会では幼虫を育てるところから始めます。6月に卵を採取し、会員の自宅で3cm程の大きさまで育て、3月に幼虫の放流会を開催します。飼育は難しく、放流会が開催できない年もありましたが、今年は会員や親子連れなど30人が参加し、約4,000匹を放流しました。参加者からは「ホタルを見たことはあったけど放流は初めて。成長したホタルを見にまた来たい。」との声も寄せられました。
ホタルの幼虫の放流の様子
5月下旬になり、日が暮れるとホタルの淡い黄緑色の光が放ち始め、大勢の親子連れや観光客が訪れます。ピークを迎えた午後8時過ぎには、一帯がホタルの発する幻想的な光に包まれ、今年も垂木川の本流や支流のいたるところでホタルの群舞が見られることでしょう。
ホタルの群舞
【お問い合わせ先】掛川市都市建設部事業調整室 TEL:0537-21-1108
森町
遠州森町は三方を小高い山々に囲まれ、清流「太田川」が流れる風情豊かな町です。四季折々の自然を感じることのできる太田川では、春は桜の名所として多くの方が訪れます。森町向天方地区の太田川堤防沿いでは、約2キロにわたり、ソメイヨシノが桜のアーチをつくります。
また、太田川とその支流の吉川、三倉川は、鮎釣りの漁場として知られ、6月から9月頃までのシーズン中には、県内外から多くの釣り人が訪れます。
上流の天方地区にある「森町体験の里 アクティ森」では、澄みきった水の中で自然を満喫できるカヌー体験などが楽しめます。その他、アクティ森では、手ぶらでバーベキュー体験や自分で取った鮎をその場で塩焼きにして食べられる鮎のつかみ取り体験も楽しめます。
太田川
太田川堤防沿い
【お問い合わせ先】森町建設課 TEL:0538-85-6322