小坂川水系

小坂川

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文化

文化財・史跡

文化財は、静岡市指定文化財「満願寺文書」(有形文化財、書跡・典籍・古文書)の1点です。満願寺文書は、徳川家康文書で福徳の朱印が入った天正19年(1591年)11月の文書であるとされています。
この他、小坂川流域には古墳時代の遺跡である「用宗浅間坂上古墳群」や「浅間神社」といった史跡も存在します。

風習・風俗

(a) 民俗

古くから漁業を営んでいた地域であり、海や漁労に関する信仰や風習が伝えられています。

(b) 流域の祭り

◯ 祇園祭

浅間神社の境内社である津島神社の祭りです。
起源は江戸時代の文久年間にまで遡り、当時流行した疫病を納めるために、村の有力者達が御神体を祀ったのが始まりだと言われています。
毎年6月に用宗地区や小坂地区などで行われており、現在ではこども神輿や花火の打ち上げなどが行われています。

(c) 流域のイベント

◯ 用宗漁港まつり

かつて「しらす祭り」という名前で開催されており、しらす漁業のPRと、こども達に海や魚や漁業とふれあい、楽しんでもらうことを目的としていました。毎年4月下旬頃に開催されます。来場者数は、1年目は1万人に満たないものでありましたが年々増加し、近年では用宗の恒例行事として定着しています。