歴史
7~8世紀の古墳群があり、古くから人々の営みがあったことが分かります。 流域では当時から稲作が行われており、小坂川は農業、漁業を通して人々の生活と密接に関わっていたと推測されます。
江戸時代には、農作物の塩害を防ぐため小坂川に圦樋堤(いりひづつみ)や潮除堤(しおよけづつみ)等の施設が設置されました。
また、昭和期には、産業用水として小坂川の伏流水が使われ、河口部に位置する漁港の改修も行われました。このように、小坂川は歴史的に流域の人々の生活、産業の発展において重要な役割を果たしてきたと考えられます。