水辺に親しむ
河川空間の利用状況
大井川における高水敷利用は広大な高水敷をもつ下流部に多く、公園・緑地・スポーツ広場として多くの市民に利用され、やすらぎの場所となっています。
特に島田市においては高水敷も広く、流域で最大の市街地を有していることから利用面積は広く利用者数も年々増加しています。また、中流部の川根町、川根本町でも高水敷をスポーツ広場などに利用することが増え、キャンプ場としても利用されています。上流部においては高水敷がほとんどないことから利用はほとんど見られません。
下流部の島田(金谷)地区での夏の風物詩花火大会や大井川連台越し、中流部におけるいかだ下り大会や上流部ダム湖のボート遊びなどにも利用されています。
家山の桜トンネル
県下有数の桜の名所として名高い川根町の中でも最大の見所で、大井川鐵道沿いに続く約1kmの道が桜でうめつくされ、その脇をSLが走る風景が楽しめます。
釣り
大井川では、上流部の渓流から下流部の河口まで多種の魚が生息し、アマゴ、イワナ、アユ、ウグイ、コイ、フナ、ウナギなどを釣ることができます。
地域の活動
大井川では、自然と共生する豊かな地域社会の構築を理念として大井川流域及びその周辺地域において、地域住民・民間非営利組織・企業及び行政組織とのパートナーシップを図りながら、自然環境の保全や社会教育活動の推進、高度情報社会への移行促進活動を行うこと及びパートナーに対して、活動支援に関する事業を行い、地域社会の活性化に寄与することを目的に「大井川流域ネットワーク」の活動が平成12年9月より展開されています。