治水の歴史
菊川水系は、北部の粟ヶ岳、東部の牧ノ原台地、西部の小笠山丘陵、南部の海岸砂丘に囲まれる低平地に多くの支川が流入し、古くから度々洪水被害にみまわれていました。
また、豊かな水源に恵まれないため、山地部にため池を築くなど、常に農業用水の確保に苦労を重ねた歴史をもっています。
菊川市(旧菊川町)の町制30周年を記念して作成された「菊川町郷土かるた」では、その苦労をしのぶことができ、治水・利水の面で、地域住民の生活と深い関わりをもつ水系であったことがうかがえます。
菊川,高松川,牛淵川,小笠高橋川,江川,丹野川,古谷川,内谷川,黒沢川,新田川,与惣川,下小笠川,畑ヶ谷川,谷本川,亀惣川,佐束川,小貫川,稲荷部川,上小笠川,栗原川,五百済川,小出川,西方川,沢水加川,富田川