菊川水系

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水系と流域の概要

菊川水系は、25の河川から構成され、その一級河川延長は約122kmにのぼります。
このうち、指定区間は全25河川、延長約85kmにおよび、一級河川延長の約7割を占めます。
指定区間25河川は、菊川(指定区間)を除く24河川が、河川延長10km未満の河川であり、この内、約8割を占める19河川が流路延長5km未満の河川となります。

本川と主要支川の概要

菊川の概要

菊川は、静岡県中西部に位置する川です。
掛川市の粟ヶ岳(標高532m)を源流に、東を牧ノ原台地、西を小笠山丘陵に挟まれ低平地を蛇行しながら南下し、上小笠川、下小笠川、牛淵川など、多くの支流を合わせ遠州灘に注ぐ、幹川流路延長28km、流域面積158平方キロメートルの一級河川です。
一級河川に指定された区間のうち、河口から菊川市富田地先の菊川頭首工までの本川約17.6km区間に加え、牛淵川と丹野川、黒沢川、下小笠川の一部を国土交通省が管理(以下「大臣管理区間」)しており、それ以外の区間(「指定区間」)を県が管理しています。

菊川源流栗ヶ岳の写真菊川源流栗ヶ岳

河口より望む菊川流域の写真河口より望む菊川流域

西方川の概要

西方川は、菊川水系の北端に連なる低山地にその源を発し、南南西に開かれた谷を下り、JR東海道本線付近で南南東方向に流れを変え、菊川の10.4km地点に合流する延長約8.2kmの菊川の右支川です。
近年、中・下流部では、土地区画整理事業などによる土地利用の高度化が進み、市街化が目につきます。全川を通じてほぼ掘り込みの形状ですが、下流部の一部は築堤形状です。
昭和43年より菊川合流点からJR東海道本線松下川橋梁下流の約4km区間を対象に、流下能力の向上と菊川の背水に対応する堤防整備が実施され、平成17年度までに堂坂橋(約1.7km)付近までの整備を完了しています。

西方川の写真
西方川

上小笠川の概要

上小笠川は、小笠山丘陵にその源を発し同丘陵東側斜面の谷を流下して平野部に出て、左支川の五百済川や右支川の栗原川を合せながら南東方向に流れを変えます。
菊川の8.8km地点に合流する延長約8.9kmの菊川右支川です。
上流は谷底の掘り込み形状ですが、家屋が点在する平野部はほぼ築堤形状です。菊川合流点付近から篭田橋(1.5km)付近までが菊川の背水の影響を受ける区間で、昭和30年頃までに国土交通省により、段階的な整備が実施されました。 その後は県が平成16年度までに、昭和57年9月洪水及び平成10年9月洪水で浸水被害の発生した金谷橋(約5.2km)付近までの区間で、段階的な整備を完了しました。

上小笠川の写真
上小笠川

稲荷部川の概要

稲荷部川は、菊川市と掛川市の市境付近に位置する七曲池より流れを発し、東南東に開く浅い谷底平野を下り、途中、南南東方向に向きを変えます。
菊川7km地点に合流する延長約4.5kmの菊川右支川です。
中上流部は掘り込み形状ですが、稲荷部樋門(0.6km)から下流部は築堤形状であり、昭和53年までに国土交通省(旧建設省)により樋門等の整備が実施されました。
その後、県が平成7年度までに、稲荷部樋門から平尾橋(約2.2km)付近までの区間で、段階的な整備を完了しました。

稲荷部川の写真
稲荷部川

佐束川の概要

佐束川は、小笠山丘陵にその源を発し、丘陵東側に形成された南南東に開く浅い谷底平野を、途中、右支川の小貫川を合わせながら直線的に流下して行きます。
菊川5.8km地点に合流する延長約5.6kmの菊川右支川です。中上流部は掘り込み形状ですが、下流部は築堤形状です。このうち、菊川合流点付近から明僧橋(1.95km)付近までが菊川の背水の影響を受ける区間であり、平成17年度までに、この区間を含む起点部までの約5.4km区間で整備を完了しています。

佐束川の写真
佐束川

亀惣川の概要

亀惣川は、掛川市上土方地先の蟹ヶ谷池より流れを発し、南東方向に向きを変えながら、平野部である中・下流部では下小笠川の左岸側を併走しています。菊川4.5km地点に合流する延長約3.7kmの菊川右支川です。
全川を通じてほぼ掘り込み形状ですが、菊川合流点付近にある右岸の一部は築堤形状です。昭和37年から平成17年度までに、菊川合流点にある亀惣川橋からさかい橋(約3.9km)付近までの区間で、段階的な整備を完了しています。

亀惣川の写真
亀惣川

下小笠川の概要

下小笠川は、小笠山に源を発し、小笠山丘陵東側に形成された浅い谷底平野を、右支川の谷本川などから水を集めながら流下し、途中右支川と畑ヶ谷川を合わせて流れています。菊川3km地点に合流する、延長約9.8kmの菊川右支川です。
このうち指定区間は、小笠橋(4.4km)より上流の約5.3km区間であり、ほぼ掘り込み形状となっています。昭和37年から昭和62年度までに、右支川の谷本川合流点付近から大志茂橋(約7.5km)付近までの約2.2km区間で整備を完了しています。

下小笠川の写真
下小笠川

沢水加川の概要

沢水加川は、牧ノ原台地西側の丘陵地にその源を発し、台地西端の谷地形を蛇行しながら、西北西に向きを変えて流れていきます。菊川17km地点に合流する延長約3kmの菊川左支川です。
全川を通じてほぼ掘り込みの形状です。昭和57年度より、菊川合流点付近から井谷垂橋(約1km)付近までの区間で整備を進めていましたが、平成10年9月に起きた洪水による水害を契機に、家屋浸水被害のあった向田橋(約1.8km)上流部までを対象に整備を進め、平成13年度までに完了しています。

沢水加川の写真
沢水加川

小出川の概要

小出川は、牧ノ原台地及び牛淵川と境をなす山々に源を発し、南南西に開かれた浅い谷底平野を下っています。菊川10.7km地点に合流する延長約2.3kmの菊川左支川です。
全川を通じてほぼ掘り込みの形状です。平成元年度より、若宮樋門から境橋(約0.6km)付近までの区間で整備を進めていましたが、平成10年9月洪水による水害を契機に、家屋浸水被害箇所を含む約1.4km区間の整備を進め、平成13年度までに完了しています。

小出川の写真
小出川

牛淵川の概要

牛淵川は、牧ノ原台地にその源を発し、台地西側の丘陵地に沿って南に流下した後、平野に出て緩やかに蛇行しながら、左支川の黒沢川及び丹野川、江川、小笠高橋川を合わせて流れています。菊川2.4km地点に合流する、延長約15.3kmの菊川左支川です。
このうち指定区間は、神尾床止めその2(13.2km)より上流の約2.1km区間であり、ほぼ谷底の平野を流れる掘り込み形状です。昭和63年度から平成11年度までに、指定区間下流端より上流約0.8kmの区間で整備を完了しています。

牛淵川の写真
牛淵川

黒沢川の概要

黒沢川は、牧ノ原台地西側の小渓谷に源を発し、浅く開かれた谷底地形を南南西に流下した後、平野部で南に向きを変え、途中、準用河川の棚草川などを合わせながら流れています。牛淵川5.6km地点に合流する延長約1.3kmの牛淵川左支川です。
全川を通じて掘り込みの形状です。このうち指定区間は、黒沢橋(0.45km)より上流の約0.9km区間であり、昭和56年度から平成3年度までに整備を完了しています。

黒沢川の写真
黒沢川

丹野川の概要

丹野川は、牧ノ原台地西縁の丹野池より流れを発し、台地西側に位置する河岸段丘に沿って南に流下した後、左支川の古谷川を合わせて西に向けて流れています。牛淵川に合流する延長約6.8kmの牛淵川左支川です。
このうち指定区間は、丹野池用水第三頭首工(1.6km)より上流の約5.2km区間です。上流の南流する指定区間は大部分が掘り込み形状ですが、大臣管理区間を含む中下流部は築堤形状です。

丹野川の写真
丹野川