稲生沢川水系

稲生沢川,平滑川,敷根川,蓮台寺川,稲梓川,須郷川

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河川の利用

稲生沢川水系には、許可水利権として水道用水1件、慣行水利権としては農業用水13件、受益面積は約61haである。また、稲生沢川水系では、これまでに大きな渇水被害の報告はない。
稲生沢川水系においては漁業権が設定されており、稲生沢川、稲梓川、須郷川において地元の漁業協同組合によりアユなどの放流が行われており、釣り客も多数訪れている。
許可水利権である下田市の落合浄水場では、稲生沢川の表流水を水道水源としており、良好な水質を維持していく必要がある。
河川空間は、地域住民が川に近づきやすい階段護岸が設置されているほか、支川の平滑川沿いには石畳のペリーロードが整備され、伊豆石となまこ壁の家並み、柳並木が独特の風情を醸し出し、街並みと一体となり観光客で賑わっている。
稲生沢川河口部ではプレジャーボートの係留が多く、中には放置船や不法係留船も見られ洪水の流下阻害や、津波による流出が懸念されるとともに景観上も好ましくない状況にある。