流域の暮らし
土地利用
現況の土地利用は宅地が約16%あり、その他に畑・荒地が約26%、水田が約12%、山地が約46%となっていますが、今後の流域の開発や交通網の整備に伴い、市街化の進展が予想されます。
人口
萩間川流域が含まれる牧之原市の旧相良町の人口は、戦後間もない昭和20年代には約3万人でしたが、昭和50年頃には約25,000人まで減少しました。その後は平成7年頃までに約27,000人まで増加しましたが、平成11年頃を境に近年は減少傾向にあります。
交通
流域を取り巻く交通網は、上流付近を東名高速自動車道が横断しているほか、国道150号が海岸線を通り、国道473号が南北に貫いて、生活、産業、観光等、幅広く利用されています。
県道としては、菊川榛原線、浜岡菊川線、相良大須賀線が萩間川の流域を取り囲むように通っています。富士山静岡空港の開港、新東名高速道路、御前崎港の整備に伴い、国道473号相良バイパスと都市計画道路南遠幹線が計画されています。また、広域の自転車道として、「大規模自転車道(通称 太平洋岸自転車道)」が国道150号に併行して海岸線に通っています。