河川環境
東沢川の水質に関しては、環境基準の類型が指定されていないが、牧之原市による定期的な水質観測結果によると、BOD値で1mg/ℓ以下で推移しており、近傍河川と比べて良好である。
感潮区間である下流部では、ボラが、上流部ではオイカワが確認されているほか、海と川を行き来するモクズガニが確認されている。河岸は全域にわたって護岸整備され、オギ、イヌタデなどの植生がわずかに見られる。また、鳥類では、キセキレイ、ハクセキレイ、イソシギなどの飛翔が確認されているほか、上流部では、カワセミの飛翔も確認されている。
中上流部の山付の区間においては、ヤナギなどの河畔林が残されており、自然豊かな環境を形成している区間もある。