北川水系

北川

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河川区域周辺の動植物

北川は、単調なコンクリート三面張り河川で、流路内に植物はほとんどみられないが、護岸はツタ、ヒメツルソバなどのツル性植物やススキなどが覆っており、河道周辺に生息する昆虫類等が少なからず利用しているものと考えられる。河口付近の第一京浜橋上流、及びJR橋上流には、1m以上の落差工があり、海からの連続性は確保されていない。さらに、上流側にも1~3m程度の落差工が断続的に分布しており、勾配が急で流速が速いため、水生生物の生息には適さないと考えられるが、北川周辺ではサワガニなどの甲殻類も確認されている。

(北川の代表的な河道・護岸の状況)

 (北川の代表的な河道・護岸の状況)

(北川の護岸で生育する植物種)

 (北川の護岸で生育する植物種)

(北川周辺で確認した動物種)

 (北川周辺で確認した動物種)

北川流域の下流部は、市街地で植生の分布はみられないが、中流から上流部には、果樹園や竹林、シイ・カシなどの二次林、コナラ群落が分布している。