水辺に親しむ
稲取地区は東伊豆町内で最も人口の多い地区で、町の行政・経済・文化の中心地区となっており、稲取温泉の大型温泉旅館街や町内最大の商業地を有しています。稲取温泉は小さく突き出た岬と港町が特徴の温泉街であり、7月最終金曜日、土曜日に「潮風よさこい」と称されるよさこいソーラン祭りが開かれています。
稲取大川の河口周辺では毎年1月~3月末の「雛のつるし飾りまつり」、毎週土・日・祝祭日に稲取漁港でとれた新鮮な魚介類をはじめ、地元でとれた農作物などを販売する「港の朝市」等のイベントが開催されているほか、山間部のゴルフ場やレクリエーション施設には、流域内外から利用者が訪れています。
また、流域内にある「細野高原」は、平成24年の伊豆半島が日本ジオパークに認定された際にジオポイントとして登録されており、泥流堆積物から作り出される高原湿地が注目されています。