歴史・文化
流域内には13箇所の文化財(天然記念物6箇所、史跡3箇所、無形民族芸能ほか4箇所)と6箇所の埋蔵文化財(遺跡)が存在しています。
埋蔵文化財はいずれも縄文から弥生時代の遺跡であり、弥生時代には稲作が行われていたと考えられています。鎌倉時代以降、関東方面との陸上交通が発達し、また、稲取港が海上交通の中継点として栄えました。
江戸時代には、江戸城築城に際し「伊豆石」の切り出し・運搬が稲取港で行われたほか、このころから行われていた「つるし飾り」の風習や無形民俗芸能「三番叟」などは現在も残されています。明治時代以降はみかん栽培・天草の製品の特産化が進みました。
稲取大川流域周辺と関わりのある各時代の主な動きは以下のとおりです。