東大谷川,深田川
流域や河川で形成される自然環境や農業を基盤とした土地利用、これによって成立している地域の暮らしや歴史、風景との調和を図りつつ、治水と土地利用との調整や森林管理、土砂災害対策等の流域一体となった総合的な河川整備を目指します。
なお、適正な河川の維持管理や防災意識の向上など、流域に残された諸課題を解決するためには、関係者の理解と協力が不可欠であることから、地域住民や関係機関との協働による河川整備を推進します。
土砂が流出しやすい流域特性を踏まえた適正な治水施設の維持管理を進めるとともに、河川管理の視点から適正な土地利用や森林管理、土砂災害対策など流域における対策を働きかけていきます。
併せて、洪水ハザードマップの周知・活用などにより防災意識の向上を図るなど、流域が一体となった総合的な治水対策を推進し、地域住民が「安全で安心して暮らせる川づくり」を目指します。
農業を基盤とした流域の景観や自然環境を踏まえ、現況で見られる良好な自然環境や本来有していた自然環境をできる限り保全・再生します。また、人と川がふれあうことのできる場を創出するとともに、住民の維持管理への参画を促し、「地域住民が親しみを持って関わる川づくり」を目指します。