熱海和田川水系

熱海和田川

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河川の利用

熱海和田川水系には慣行水利権、許可水利権ともにない。上水道については、水道開設以前は、糸川、初川、熱海和田川等の上流で川を堰き止め、竹樋をもって各戸へ水を引いていたが、明治16 年に日金山麓の湧水を利用した簡易水道が完成し、その後、丹那トンネルからの湧水の利用や柿田川を水源とする駿豆水道の利用が進んだため、現在では河川水は利用されていない。また、河川を利用する共同漁業権は設定されていない。また、河川を利用する漁業権は設定されていない。
河口付近の海岸線では、保全機能と親水性に配慮した熱海港コースタルリゾート計画により親水護岸と海岸線緑地が整備され、多くのイベントが開催されている。

住民との関わり

熱海和田川は、住宅地を流れており、自治会長経験者らで組織された有志1団体(平成27年現在)により、河川美化活動が年に数回行われている。また、下流部の中心市街地では、川沿いに道路が整備され、通勤・通学、散策などに利用されるなど、地域住民や観光客にとって身近な空間となっている。