殿田川水系

殿田川

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過去の水害

殿田川では古くから度々浸水被害が発生しています。記録に残っているものでは、昭和51年10月の集中豪雨で支川西谷川との合流点において流木による河道閉塞と波浪が重なったことにより越水被害が発生し、床上浸水38戸、床下浸水46戸に及ぶ甚大な被害を受けました。この洪水を契機に、上流部は土砂災害対策として砂防堰堤や流路工の整備が行われ、下流部は現状のようなコンクリート三面張り河道に改修されました。
また集落が形成されている下流部は、1854年12月に発生した安政東海地震により、浸水家屋100戸、流出家屋5戸に及ぶ大きな津波被害を受けています。