文化財
史跡
蛭沢川と向田川の合流記念碑
昭和6~7年頃の蒲原小学校(現在の西小学校)では、蛭沢川が校舎敷地内を流れており、たびたび氾濫していました。そのため蛭沢川と向田川の合流工事を昭和8年11月に起工し、10年8月に完成しました。
合流工事完成を記念し、蛭沢川向田川合流記念碑が建てられました。
合流記念碑
六角地蔵尊
江戸時代の末期に、六面に地蔵を刻んだ石が新田浜に打ち上げられ、それを見つけた漁師が桑原の台地に置きました。するとある時、嵐の夜に難破しかけた漁船の舳先(へさき)に明かりが差込み、それを頼りにこぎ寄せたところ、無事に新田浜にたどり着いたと言われています。漁師達は地蔵に感謝し、桑原台地に祠(ほこら)を建て海の守り神として六角地蔵尊を祭りました。
蒲原城跡
静岡市清水区蒲原城山に今川氏一族により築かれたといわれる城で、その後、城主が北条氏、武田氏と変わり、天正10年に徳川家康が関東を平定した事によって廃城となりました。
山頂からは駿河湾、伊豆半島、三保松原、富士山を一望できる絶好のポイントです。
藤堂堤
藤堂堤は宝永3年に、津波や高潮から蒲原宿を守るために造られた堤防です。現在では、大部分が取り壊され、堀川付近にわずかにその跡が残るのみとなっています。
藤堂堤
景勝地
小金沢の大岩
蒲原町小金の小金沢にある大岩です。また、一説によると夫婦岩付近では「金」がとれたと伝えられています。
また採取された砂金は、天平19年に聖武天皇が東大寺に大仏を作った際に、大仏に使用するめっき用に献上されたといわれています。
小金沢の大岩