烏川水系

烏川

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過去の水害

災害記録

烏川における戦後の洪水被害は、昭和33年9月、昭和36年6月及び平成16年10月など延べ9回、堤防決壊などにより度々被害を繰り返してきました。特に、昭和33年9月の狩野川台風では日雨量345mmを記録し、堤防が決壊し、流出した土砂や流木が河道を閉塞しました。その結果、宇佐美地区において死者12名、行方不明者11名、農地冠水約279ヘクタール等の甚大な被害が発生しました。
また、近年では平成16年10月の台風22号によって、土砂や流木が河道を閉塞したことにより、床上浸水9戸、床下浸水12戸の被害が発生しています。

津波被害

津波被害に関しては1703年に発生した元禄地震により、宇佐美地区で溺死者約380名の被害が発生した記録が残っています。また、想定される神奈川県西部地震による津波が河川を遡上する際に河口部で越水することが予想されており、河口付近の津波対策が求められています。