堰沢川水系

堰沢川

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文化財

史跡

淡島さん(淡島明神)

堰沢の淡島さんとは、和歌山市加太町に本社のある淡島明神を堰沢川の東岸に祭ったものです。
祭神の「少彦命(すくなひこなのみこと)」は医薬の祖神として霊験あらたかとされ、昭和の初めの頃には婦人病に効く神様として多くの参拝者が訪れました。現在でも月の15日になると、淡島講の人々によって信仰の灯がともされ続けています。

八幡神社

中区の氏神様で、祭神は「誉田別命(ほしだわけのみこと)」、「品陀和気命(ほむだわけのみこと)」です。毎年初詣で大いに賑わい、学問の神である菅原道真(天神様)も祭られています。

八幡神社の写真

関口神社

堰沢区の産土神様で、歴史が古く一千余年前の延喜5年に創建され、天明元年に再建されました。祭神は「建角身命(たてつのみのみこと)」で、駿河記には「住吉神社」、駿河志料には「住吉社」とあり、住吉明神が相殿として合祀されています。

関口神社の写真

蒲原駅開設

区民の熱心な誘致と蒲原・由比町の利便性が考慮され、明治23年5月16日に現在の位置に蒲原駅が開設されました。
この頃の汽車賃は上・中・下等に区分され、岩淵から静岡までそれぞれ71銭・43銭・22銭で1日4回の発着がありました。さらに明治39年には「国有鉄道法」が公布され、ここで初めて国鉄東海道線となりました。昭和42年2月には、木造かわらぶきの駅舎は鉄筋コンクリート造りに改築されました。
また昭和43年10月には、年々激増する乗降客に対応するため、町の東部に新蒲原駅も開設され、町内に2つの駅が置かれました。
なお、蒲原駅で長年取り扱われていた貨物便は、トラック輸送に需要を押され昭和52年4月1日に廃止されました。

旧蒲原駅の写真
旧・蒲原駅

現蒲原駅の写真
現・蒲原駅

景勝地

大丸山ハイキングコース

蒲原駅を起点に県道を渡り、道標に従って農道をたどれば1時間半で見晴観音に到着します。さらに、そこから一度下って再び登ると、鉄塔の建つ大丸山頂上に到着し、ここでは、赤石連峰(あかしれんぽう)や、駿河湾から三保岬の展望が素晴らしく、北には富士山を展望できます。また、尾根づたいに進み大平山へ行くと展望広場があり、360度の大パノラマを楽しむことができます。
帰路は林道善福寺線を歩いて、1時間半で新蒲原駅へ出られます。時間に余裕があれば、近辺の蒲原城跡や狼煙場広場に立ち寄ることもできます。