自然環境
魚類については、河口域、干潟環境、汽水域から河川の下流域を生息域とする底生魚が多く見られ、17種確認されています。重要種としては、カマキリ、トビハゼ、ヒナハゼの3種が確認されています。
底生動物については、河口、汽水域の流れが緩やかな部分、もしくは止水の砂泥底などを生息域とする種であるタケノコカワニナが確認されたことをはじめ、28種確認された。また、重要種としては5種が確認された。
鳥類調査(平成28年11月)では、前川で重要種のミサゴ、ハヤブサが確認された。
前川の調査地点では、両岸ともに管理された草地が多く、ススキ群落、アメリカセンダングサ群落、セイタカアワダチソウ群落が確認された。
前川の中流域付近では、干潮時間帯に川幅が広がった部分や水際の一部分に現われる砂泥と泥の河床が露出する環境が確認された。