熱海宮川水系

熱海宮川

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歴史

熱海宮川流域を含む近隣の5流域では、旧石器時代~縄文時代の遺跡が30程度あります。熱海宮川流域では、新釜遺跡、雁毛石遺跡、菖蒲沢遺跡が確認されています。

また、熱海宮川流域を含む近隣の5流域では、弥生時代~古墳時代の遺跡が15程度あります。熱海宮川流域では、新釜遺跡が確認されています。

中近世ですと、熱海宮川流域を含む下多賀地区は農林業を中心に発展しました。

江戸時代には、網代村と下多賀村が漁業権をめぐって争い、上多賀の海辺までが網代村の専用漁場であるとの裁決が下った結果、網代は極めて高い漁獲高を持つ産地となり、水産物を江戸に送り出す港町として更に発展しました。一方、漁場を失った上多賀地区・下多賀地区は稲作やみかん栽培を中心に発展しました。

明治以降も網代村が漁業を、多賀村が農業を主とする生活は継続し、現在に引き継がれています。